分析心理學 (Analytische Psychologie)、Carl Gustav Jung
技法
夢分析
能動的想像法 (active imagination)
active (能動的)
←→passive
手順
1. ひとりでゐられる充分な時閒と空閒を確保する
2. imagination の出發點を決める
3. 相手が動きはじめるまで、特徵を細かく觀察する
4. 相手が動いたら、その意味をよく考へる
5. こちらの取れる行動の選擇肢を考へる
6. 行動を選擇し、實行に移す
7. 相手の反應を待ち、4・5・6 をくりかへして先に進める
結果を必ず受け入れる。image を無かった事にしない
8. 記錄する
9. 分析家に報吿する
「記憶なく、欲望なく、理解なく」
10. 經驗したことを眞摯に受け止める (儀式化を含む)
箱庭療法
藝術療法
投影描畫法
Wartegg 描畫 test (WZT; Wartegg-Zeichen Test)
baum test (樹木畫 test)
家、木、人 (HTP; house-tree-person test)
「家」→「木」→「人」の順番にひとつづつ描畫してもらふ。人は全身を描いてもらふ
繪の上手・下手を調べるわけではないこと、できるだけ上手に描畫してもらふこと、寫生ではないことなどを敎示する
描き出しと終了時閒、部分を描く順序を記錄する
描畫後に PDI (post drawing interrogation) を 64 問する
HTPP : 家→木→人物→その人物と反對の性別の人物
S-HTP (Synthetic-HTP) : 一枚の用紙に、家、木、人の三つ全てを描いてもらふ
星と波描畫 test (SWT; Der Sterne-Wellen Test)
風景構成法
枠附け法
保護する事と強いる事
描くもの
以下を黑の消せない筆記具で描く
大景群 : 川→山→田→道
中景群 (HTP) : 家→森→人
小景群 : 花→動物→石
その他足らないと思ふもの
彩色する
理←→事
條理←→合理
例
數
自己 (Self)
個性化 (Individuation。自己實現。個體化)
仲介者。媒介者。仲裁者
縫い留め。繫留
影
animus
grate mother
黑聖母
カーリー
phallic mother (男根母)
例
陣地戰 (positional warfare)
集合的無意識 (kollective Unbewußte)
Freud 理論は何よりもまず社會心理學である。一般には、Freud は神經症者個人の心理の硏究から出發して精神分析理論をつくりあげ、その生涯の後半に至ってその理論を宗敎現象や文化現象などの集團心理に應用したと考へられてゐるが、わたしの意見によればこれは逆であって、彼はまづ集團心理現象を下敷きにして、その analogy にもとづいて神經症者個人の心理を理解しようとしたと言ふことができる。 神經症者の心理を理解するために Freud がその足がかりとして利用したのは、集團心理の現象であった。 わたしの理解してゐるところの精神分析は、本來、社會心理學であるから、集團現象の說明にそれを用いるのは擴大解釋ではなく、當然のことであって、別にその妥當な根據を示す必要はない。 個人的無意識 (persönliche Unbewußte) ?
因果ではない
初めは聯想として表れる
集合的無意識の故に
偶然。遡及因果